57kmの島に詰まったドラマ🏝️種子島3地域の特徴と「北種子町」がない理由

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種子島の3つの行政区:西之表市・中種子町・南種子町の特徴

鹿児島県の南に浮かぶ**種子島(たねがしま)**は、大隅諸島に属する島で、

「西之表市(にしのおもてし)」「中種子町(なかたねちょう)」「南種子町(みなみたねちょう)」の3つの行政区に分かれています。

ここでは、それぞれの地域の特徴をざっくり紹介していきます!

🌊 西之表市(にしのおもてし)

人口:約13,600人

位置:種子島の北部にある唯一の「市」

特徴:

• 種子島の“玄関口”。フェリーや高速船が発着する西之表港があり、鹿児島本土との交通の中心。

• 商業や行政機関が集中しており、宿泊施設や飲食店も比較的充実。

• 1543年、ポルトガル人が鉄砲を伝来させた歴史的な地として有名。

• 「鉄砲館(種子島開発総合センター)」では、種子島の歴史や文化を学べる。

浦田海水浴場や天女ヶ倉公園もあって、離島感たっぷり!

久しく行ってないけど…あっぽーらんど、まだあるのかな?


🌱 中種子町(なかたねちょう)

人口:約7,000人

位置:種子島の中央部

特徴:

• 飛行機が発着する「種子島空港」があり、空の玄関口。

• サツマイモやサトウキビの栽培が盛んな、農業の町。

• 田園風景が広がり、のどかで自然豊かな地域。

• 地域のつながりが強く、伝統行事も多い。

• 西之表市と南種子町のちょうど中間にあり、両地域との連携が取れている。

役場の近くにはお店も多くて便利!

「太陽の里」のプール、夏はめっちゃ楽しいんですよね。


🚀 南種子町(みなみたねちょう)

人口:約4,754人(※今後も減少が予測されています)

国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2045年には約2,961人まで減少すると見込まれています😱

位置:種子島の南部

特徴:

• 日本の宇宙開発の最前線、JAXA種子島宇宙センターがある町!

• ロケット打ち上げ時は全国から観光客が訪れ、にぎわいを見せる。

• サーフィン、釣り、トレッキングなど、自然体験も豊富。

• 海と山に囲まれた静かな環境で、温暖な気候も魅力。

“秘境に来た!”って感じの場所。自然が好きな人にはたまらない!


📊 地域別まとめ

地域名 特徴

西之表市 商業・交通の中心地。鉄砲伝来の地としても有名

中種子町 農業が盛んで自然豊か。空港がありアクセスも便利

南種子町 宇宙開発の拠点。観光・自然体験のスポット


「北種子町」はなぜ存在しないのか?

実は昔からちょっと気になってたんですけど、「北種子町」って無いんですよね。

調べてみると、ちゃんと理由がありました!


理由1:西之表市が“北”を担っている

• 西之表市は地理的に種子島の北端に位置します。

• 名前は「西」ですが、実質「北種子」のエリアをカバーしている形。

• もともと「西之表町」だったエリアが、周辺の村(榕城村など)と合併して1958年に市制施行

• そのため、新たに「北種子町」を設ける必要がなかったのです。


理由2:行政区画の変遷の結果

• 戦前・戦後の町村合併を経て、現在の3自治体に。

• 自然な流れで「西之表市」「中種子町」「南種子町」が確定。

• あえて「北種子」という名前を付ける理由がなかった。


理由3:「西之表」という歴史的な名前を残した

• 「西之表」は、古くから港町として栄えた地名。

• 1543年の鉄砲伝来など、歴史的価値も高い。

• そのため、「北」という新たな名称ではなく、伝統ある名前を優先したと考えられます。


地図で見るとスッキリ

[ 北端 ]

  西之表市(←地理的には北)

  中種子町(島の中央)

  南種子町(島の南端)

[ 南端 ]

つまり、

• 西之表市が北端を担っているため、「北種子」は必要なかった

• 歴史ある「西之表」の名前をそのまま残した

というのが主な理由です。


🧭 おわりに

種子島の南北の距離は約57kmほど。小さな島の中にも、それぞれの地域が独自の個性を持っていて、面白いですよね🧐

離島ならではの暮らしや文化、そして宇宙開発まである種子島。

知れば知るほど、もっと深掘りしたくなる島です!

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