生の映画を観てるようなモンだよ……
突然ですが、あなたはこづかいいくらでしょうか?
「定額制夫の「こづかい万歳」~月額2万千円の金欠ライフ~」という漫画をご存知だろうか…
この作品は、金銭的に厳しい状況にいる人たちが、どんな小さな喜びを見つけることができるか、という点を中心に描かれており、その背景には「幸せはお金では買えない」というメッセージが込められています。
月2万1千円の小遣いで暮らす主人公の夫・吉本浩二を中心に描かれるリアルで可笑しい節約系漫画『こづかい万歳』。この作品には、ただの“節約術”ではなく、「人生をどう楽しむか」という哲学が詰まっている。
ちなみにアイキャッチは、ステーション・バー思い出して、梅田駅🚉
今回は、そんな名作から心に残るエピソードベスト3を、名言とともに紹介していきます!
(ベスト3ってその時の気持ちで変わるよね・・・)
🥇 第1位:「税理士・角谷卓三のリメイク人生」
主人公の吉本は、イオンウォーキング(早乙女光)に連れられて・・・
ごめんイオンウォーキングが気になるよね・・・第3位から発表するよ・・・
🥉 第3位:「イオンウォーキング」
早乙女光(58歳):毎月のこづかい2万5000円+5000歩で100円
第46話に出てくる、健康のために始めたイオンウォーキング
埼玉などは、数キロしか離れていない所にイオンが密集していて、割とイオンに囲まれている。
幕張はイオン聖地らしく、私も一度は行ってみたい・・・
「真夜中のイオン・ナイト・クルージング」 「煌々とそびえ建つイオン東雲店」
最後、吉本さんはすぐ感化されるため、ウォーキングを真似すると足痛くて家に帰れなくなる・・・
妻からは「バッカじゃない?」と言われる。
🥈 第2位:「ステーション・バー」
村田克彦(50歳):毎月のこづかい1万5000円
第9話で出てくる、主人公吉本さんの幼馴染、駅構内で通行人を見てお酒を飲む「ステーション・バー」を週2で楽しんでいる•••
これは、9話で出てくる伝説のはじまりでした•••(これは賛否分かれるけど面白い!私は人が行き来する場で飲むのを考えた事なかったので新たな発見!)
駅ナカの立ち飲み屋。そこはただの酒場じゃない。“人間観察”と“孤独を愛する場”。
「生の映画を観てるようなモンだよ……」
出会った酔客が語る、日常と人間ドラマの価値。このシーンで、静かな感動が訪れる。
最近の話では、“ステーション・オフィス“に進化してる•••
高速バス乗り場も狙っているとか・・・・・
🥇 第1位:「税理士・角谷卓三のリメイク人生」
お待たせしました!「税理士・角谷卓三のリメイク人生」です!
角谷卓三(58歳):毎月のこづかい2万円
イオンウォーキング(早乙女光)に連れられて税理士事務所にやってきた主人公の吉本
おしゃれなメガネの話から、メガネのフレーム、ネクタイが息子のお下がりだと知る。身の回りのモノを“再生”していく日常を描いた異色回。
捨てる哺乳瓶をドレッシング容器、6年間使い込まれたランドセルを財布、息子が実家を出た後の部屋でお古の教科書、机で勉強。
「処分するものが増えて・・・私には宝の山でした・・・!!」
処分されそうな物にもう一度命を吹き込む姿が、まるで人生そのもの。節約を超えた“再構築の美学”が光る一話。
まとめ:節約は「我慢」じゃない、「発明」だ!
『こづかい万歳』は、決して“お金がないからかわいそう”な物語ではない。
お金がないからこそ、人は「工夫」を始める。工夫は「喜び」を生む。喜びは「誇り」になる。そうして人生は、豊かになる。
この漫画は、そんな“逆転の知恵”を、笑って、ちょっと泣けて、しっかり教えてくれる一冊だ。
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