どうもこんにちは!
私はハンドメイドで、ものづくりをしているのですが、今日は「ものづくり」の裏側について、ちょっとリアルな話をしてみたいと思います。
みなさん、「こんな物があったらいいな〜」って思いつく瞬間ってありませんか?
私はしょっちゅうあります。たとえば寝る前のふとした瞬間とか、何か不便を感じた時、散歩中や目に入ったものから突然ひらめいたりして。
そのひらめきってすごく楽しくて、自分の頭の中にだけある「まだこの世に存在しない何か」が、ぽんっと生まれる感じ。まるで魔法みたいなんですよね。
で、「よし!作ってみよう!」ってなるわけです。
この時点では、私はもうワクワクが止まりません。パソコンを取り出してCADでモデリング、必要な材料を調べたり、頭の中ではもう完成品の姿が輝いています。
でも、現実はそこからが本当の勝負なんですよね。

作るって、楽しいだけじゃない。
実際に手を動かし始めると、いろんな壁にぶつかります。
まず、材料。イメージ通りの質感や色のパーツがなかなか見つからない。そもそも売ってない。しかも地味に高い。ネットで取り寄せると送料もかかる。
ようやく材料が揃って、「さあ作るぞ!」と気合いを入れて作業を始める。
ところが……思った通りにいかない。設計値に間違いや、パーツのサイズが合わなかったり。失敗して、作り直して、またやり直して。
1回目の試作では理想の半分もいかなくて、2回目、3回目と調整していくけど、そのたびに時間も材料費もかかる。
地味に心を削られるんですよね。机の上はどんどんごちゃごちゃになっていくし、部屋はなぜか散らかってくる。
「作る」から「売る」になると、さらに難しい。
やっと満足のいく作品ができたとしても、次に待ってるのが「販売」というステージ。
ここでもまたいろんな悩みが出てきます。
まず、「この作品って、人に求められるんだろうか?」という不安。
自分ではすごく良いと思っていても、それが他の人にとって魅力的とは限らない。
「価格設定どうしよう?」「材料費と時間を考えると、ちゃんと利益出るかな?」「そもそも、見てもらえる場所に出せるのか?」……考え始めたらキリがない。
SNSに写真を投稿しても、反応がなかったりするとちょっと落ち込んだりして。
「やっぱりセンスないのかな」なんて、自信をなくす瞬間もあります。
それでも、なぜかまた作りたくなる。
ここまで読んで、「大変そうだな〜」って思った方も多いかもしれません。
でもね、それでもやっぱり「作ること」ってやめられないんです。
なんでだろう?って自分でも思うんですけど、たぶん、あの「アイデアが形になる瞬間」が楽しいのだと思います。
頭の中にしかなかったものが、自分の手を通して「現実に存在するもの」になる。その過程が本当に嬉しくて、面白くて、たまらないんですよね。
もちろん、必要とされる人に渡せれた時嬉しいし、
「素敵ですね!」とか「欲しい!」と言ってもらえた日にはもう、それだけで嬉しいです。
最後に:ものづくりは、挑戦の連続
アイデアを生み出すのは自由で楽しい!
でも、それを形にするには、時間も労力も根気も必要。
うまくいかないことも多いけど、乗り越えたときの達成感はひとしおです。
だから私は、今日もまた机に向かって、新しい「なにか」を作ろうと思います。
きっとまた失敗する。でも、やっぱりやってみたい。
ものづくりって、そんな不思議な魅力があるんです。
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